平成19年5月1日開設
小規模多機能型居宅介護サービス
介護予防小規模多機能型居宅介護サービス
高齢化社会を迎えている今日、社会環境の多様化や構造的変革に対応するべく、高齢者や障害者が安心
して暮らせるような社会福祉環境の基盤整備が急務とされております。
そんな中、当社会福祉協議会では、関係機関等との緊密な連携の下に、日々地域の人達の協力を得ながら
社会福祉の向上に努めているところです。
小規模多機能型居宅介護施設は、高齢者が住み慣れた地域で、可能な限りその自宅において自立した生活
を営めるよう、そして孤立感を抱かせないよう地域で支え合うことを目的とした施設です。要介護者の心身
機能の維持並びに家族の精神的負担軽減などにおいても地域の人達の支えが大きな励ましとなり、日常生活
の中に地域交流を積極的に取り入れた拠点施設となるよう計画しております。
又、通所サービスを中心とした訪問サービスや宿泊サービスをまとめて受けることができますので利用者
の利便性が増すとともに、365日空白のないサービスの提供が図られます。
介護員は、顔馴染みの同じスタッフがお世話しますので、日常生活においても気遣いのない環境となり、
安心感が生まれます。宿泊サービスは、ご利用者の希望や家族(介護者)の急用あるいは休養のためなどの
ときに短期利用できますので、よりよい介護環境のリズムが生まれます。
医療機関との連携により、利用者の日頃の健康管理などに適切な対応が図られます。
利用料金は1ヶ月の定額制(宿泊や食費等にかかる経費は別途)で、利用回数もご利用者の状況によって
計画的且つ柔軟に対応できます。
尚、この小規模多機能型居宅介護施設に利用登録しますと、登録中は介護保険における他の施設サービス
の提供が制限されることがありますので事前によく相談して下さい。
多機能ケアセンターほっと大町 (重要事項説明)
1.事業主体 社会福祉法人 大槌町社会福祉協議会
2.場 所 大槌町大町5-2(大槌町社会福祉協議会隣接地)
TEL 0193−41−1555
FAX 0193−41−1556
3.居室等の概要 宿泊サービスの際に利用される居室は個室ですが、2人部屋などをご希望される場合は、
その旨お申し出下さい。(ただし、ご利用者の心身の状況や居室の空き状況によりご希望に添えない場合
もあります。)
居室・設備の種類 |
室数 |
備 考 |
|
宿泊室 |
個室 |
5 室 |
|
2人部屋 |
0 室 |
但し個室の続き部屋により1室可 |
|
合計 |
5 室 |
|
|
居間 |
1 室 (食堂兼用) |
||
食堂 |
1 室 (居間兼用) |
||
台所 |
1 室 |
||
浴室 |
1 室 |
||
消火設備 |
1 式 |
||
その他・ホール等 |
1 式 |
※ 上記は、厚生労働省が定める基準により、指定小規模多機能型居宅介護事業所に設置が義務付け
られている施設設備です。
4.事業実施地域及び営業時間
(1)通常の事業の実施区域 大槌町地域内
※ 上記以外の地域の方は、原則として当事業所のサービスをご利用出来ません。
(2)営業日及び営業時間
営業日 |
年中無休 |
通いサービス |
8時30分〜17時 |
訪問サービス |
随時 |
宿泊サービス |
17時〜翌8時30分 |
※受付・相談については、通いサービスの営業時間と同様です。
尚、ほっと大町施設内の見学もお気軽にお問い合わせ下さい。(担当、千葉)
5.職員の配置状況
当事業所では、ご利用者に対して指定小規模多機能型居宅介護サービス又は介護予防小規模多機
能型居宅介護サービスを提供します。
※ 職員として、以下の職員を配置しています。
<主な職員の配置状況> ※職員の配置については、指定基準を遵守しています。
従業者の職種 |
資 格 |
常 勤 |
非常勤 |
職務内容 |
1.管理者 |
社会福祉主事 |
1名 |
|
事業内容調整 |
2.介護支援専 門員 |
管理者兼務 |
1名 |
|
サービスの調整・ |
3.介護職員 |
|
5名以上 |
3名以上 |
日常生活の介護・相談業務 |
4.看護職員 |
正看護師 |
1名 |
|
健康チェック等の健康管理 |
※職員の配置については、ご利用者の人数により柔軟に対応します。
<主な職員の勤務体制>
職 種 |
基 本 時 間 |
1.管理者 |
勤務時間: 8:30〜17:15 |
2.介護支援専門員 |
勤務時間: 8:30〜17:15 |
3.介護職員 |
主な勤務時間: 8:30〜17:15 |
4.看護職員 |
勤務時間: 8:30〜17:15 |
6.当事業所が提供するサービスと利用料金
当事業所では、ご利用者に対して以下のサービスを提供します。
当事業所が提供するサービスについて、以下の2つの場合があります。
(1)利用料金が介護保険から給付される場合 (介護保険の給付の対象となるサービス) ・利用料金の9割が介護保険から給付され、ご利用者の自己負担は費用全体の 1割の金額になります。 |
(2)利用料金の全額をご契約者にご負担いただく場合 (介護保険の給付の対象とならない場合) |
<サービスの概要>
小規模多機能型居宅介護サービス、介護予防小規模多機能型居宅介護サービスとも、サービスの
内容は同一になります。
(1)通いサービス
事業所のサービス拠点において、食事や入浴、排泄等の日常生活の世話や余暇活動を提供します。
@ 食 事
・ 食事の提供及び食事の介助をいたします。
・ 調理場で利用者が調理することができます。
・ 食事のサービスは任意です。
A 入 浴
・ 入浴または清拭を行います。
・ 衣服の着脱、身体の清拭、洗髪、洗身の介助を行います。
・ 入浴サービスのご利用は任意です。
B 排 泄
・ ご利用者の状況に応じて適切な排泄の介助を行うと共に排泄の自立に向けて支援します。
C 健康チェック
・
血圧測定等ご利用者の全身状態の把握を行います。
D
送迎サービス
・ ご利用者の希望により、ご自宅と事業所間の送迎サービスを行います。
(2)訪問サービス
@ ご利用者の自宅にお伺いし、食事や入浴、排泄等の日常生活上の世話や余暇活動等を 提供します。
A 訪問サービス実施のための必要な備品等(水道・ガス・電気を含む)は無償で 使用させていただ
きます。
B 訪問サービスの提供にあたって、次に該当する行為はいたしません。
・ 医療行為
・ ご利用者もしくはそのご家族等からの金銭または高価な物品の授受
・ ご利用者もしくはそのご家族に対して行う宗教活動、政治活動、営利活動
(3)宿泊サービス
・ 事業所に宿泊していただき、食事、入浴、排泄等の日常生活の世話や余暇活動を提供します。
<サービス利用料金>
小規模多機能型居宅介護サービス、介護予防小規模多機能型居宅介護サービスの、ご利用料金は、
1ヶ月の包括利用料金ですが、介護保険、介護予防では異なります。
ア 通い・訪問・宿泊(介護費用分)すべてを含んだ一月単位の包括費用の額
利用料金は1ヵ月ごとの包括費用(定額)です。
下記の料金表によって、ご利用者の介護度に応じたサービス利用料金から介護保険給付費額を除いた
金額(自己負担額)をお支払下さい。(サービスの利用料金は、ご利用者の介護度に応じて異なります。)
@ 介護保険サービス(要介護1〜5)
1.ご利用者の要介護度とサービス利用料金 |
要介護1 |
要介護2 |
要介護3 |
要介護4 |
要介護5 |
|||||||||||
114,300円 |
163,250円 |
232,860円 |
255,970円 |
281,200円 |
||||||||||||
2.うち、介護保険か ら給付される金額 |
102,870円 |
146,925円 |
209,574円 |
230,373円 |
253,080円 |
|||||||||||
3.サービス利用に係 る自己負担額 |
11,430円 |
16,325円 |
23,286円 |
25,597円 |
28,120円 | |||||||||||
A 介護予防サービス (要支援1〜2)
|
☆ 月毎の包括料金ですので、ご利用者の体調不良や状態の変化等により小規模多機能型居宅介護計画又は
介護予防小規模多機能型居宅介護計画に定めた期日よりもご利用が少なかった場合、または小規模多機能
型居宅介護計画又は介護予防小規模多機能型居宅介護計画に定めた期日よりも多かった場合であっても、
日割りでの割引き、増額はいたしません。
☆ 月途中から登録した場合、又は月途中から登録を修了した場合には、登録した期日に応じて日割りした
料金をお支払いただきます。
なお、この場合の「登録日」及び「登録終了日」とは、以下の日を指します。
登録日・・・・・ご利用者が当事業所と利用契約を結んだ日ではなく、通い、訪問、宿泊のいずれか
のサービスを実際に利用開始した日
登録終了日・・・ご利用者と当事業所の利用契約を修了した日
☆ ご利用者がまだ要介護認定又は要支援認定を受けていない場合には、サービス利用料金の全額をいったん
お支払いただきます。要介護度又は要支援の認定を受けた後、自己負担額を除く金額が介護保険から払い戻
されます。(償還払い)償還払いとなる場合、ご利用者が保険給付の申請を行うために必要となる事項を記
載した「サービス提供証明書」を交付します。
☆ ご利用者に提供する食事及び宿泊に係る費用は別途いただきます。
☆ 介護保険からの給付額に変更があった場合、変更された額に合わせて、ご利用者の負担額を変更いたします。
イ 加算対象サービス
多機能ケアセンターほっと大町に登録した日から起算して30日以内の期間については、初期加算として下記
のとおり加算分の自己負担が必要となります。30日を越える入院をされた後に再び利用を開始した場合も同様
です。
その他、条件により各加算の対象になります。詳しくはその都度担当者がご説明致します。
加算対象サービスとサービス料金 |
||
初期加算(30日まで) |
日額 30円 |
登録した日から起算して30日以内 |
認知症加算T |
月額 800円 |
認知症日常生活自立度V以上 |
認知症加算U |
月額 500円 |
要介護2に該当・認知症日常生活自立度U |
看護職員配置加算T |
月額 900円 |
常勤かつ専従、看護師1名以上 |
サービス提供体制加算U |
月額 350円 |
看護、介護職員の総数のうち常勤60%以上 |
(2) 介護保険、介護予防の給付対象とならないサービス
以下のサービスは、利用料金の金額がご利用者の負担になります。
<サービスの概要と利用料金>
ア 食事の提供(食事代)
ご利用者に提供する食事に要する費用です。。
料金:朝食:350円 昼食:500円 夕食: 480円 おやつ:50円
イ 宿泊に要する費用
ご利用者に提供する宿泊サービスの宿泊に要する費用です。
1泊 1,650円
ウ 通常の実施区域以外のご利用者に対する送迎費及び交通費です。
実 費
エ おむつ代
実 費
オ レクリエーション、余暇活動
ご利用者の希望によりレクリエーションや余暇活動に参加していただくことができます。
利用料金:材料代等の実費をいただきます。
利用料の参考例(1ヶ月当り)
要介護2のご利用者が1ヶ月に通所15回、訪問10回、宿泊2回のサービスを利用した場合
@ 介護保険(1割負担分) 16,325円
A 食 費(通所 昼) 17食 8,500円
B 食 費(宿泊 朝昼晩) 4食 1,660円
C おやつ (通所、泊 昼)17回 850円
D 宿泊費 2泊 3,300円
E その他雑費1式 約300円
@+A+B+C+D+E= 約 30,935円程度です。
※ 上記の他、下記の加算が条件により加算の対象になります。
初期加算(登録した日から30日以内) 30円 (日額)
サービス提供体制加算 U 350円 (対象)
看護職員配置加算 T 900円 (介護予防は対象外)
認知症加算 T 800円 (条件により加算対象)
認知症加算 U 500円 (条件により加算対象)
※ 尚、上記の内、介護保険適用分以外の個人負担料金は概算料金です。
個人情報について
(1)使用する目的
ご利用者のためのサービス計画(ケアプラン)に沿って円滑にサービスを提供するために実施されるサー
ビス担当者会議、介護支援専門員とサービス提供事業者との連絡調整において必要な場合。
(2)使用する期間
同意した介護サービス開始(介護サービス契約締結日)の日から、同介護サービス終了介護サービスの解約
日)の日までとします。
(3)条 件
@ 個人情報の提供は必要最低限とし、提供にあたっては関係者以外の者に漏れることのないよう細心の注意
を払うこと。
A 個人情報を使用した会議、相手方、内容等の経過を記録しておくこと。