社会福祉協議会とは?
社会福祉法に基づき、各都道府県、各指定都市、各市町村に設置されています。
誰もが安心して楽しく暮らせる「人にやさしい福祉のまちづくり」をすすめるために地域の
みなさんやボランティア・福祉・保健等の関係機関の協力を得ながらともに考え実行していく
民間の社会福祉団体です。
民間組織としての「自主性」と広く住民のみなさんや社会福祉関係者に支えられた 「公共性」
という2つの側面を合わせもっています。
社会福祉協議会を略して社協といいます。 「社会福祉事業や、社会福祉を目的とする事業の健
全な発達、 社会福祉に関する活動の活性化により地域福祉を推進する」という公益性・公共性が
高い性質上、行政施策では補えないきめ細かなニーズに基づいて地域住民と福祉サービス、福祉に
関するあらゆる活動を調整する役割があります。
平成22年度大槌町社会福祉協議会 事業計画
1.基本理念
1.私たちは、だれもが安心して暮らせる「おおつち」の地域づくりをめざします。
2.私たちは、個人の意思と人権を尊重しその生活を支えます。
3.私たちは、常に地域の満足・利用者の満足・職員の満足をめざします。
2.基本方針
社会経済環境の大きな変化に伴い、社会福祉を取り巻く環境も変化しており、住民の生活
福祉課題はいっそう深刻さを増しております。
災害時の要援護者支援体制の構築を始め、独居老人の孤独死や高齢者や障害者を狙った悪
質商法の防止等、安全で住み慣れた町作りに向けた取り組みも福祉関係者にとって重要課題
であります。昨今の経済環境を反映して厳しい雇用情勢が続いており、又、再就労支援から
生活保障を含めたセーフティネットの整備など生活福祉資金貸付制度を活用した支援が改め
て注目されております。よって同制度見直しへの適正な対応や行政と関係機関との密接な連
携強化の元に円滑な事業運営が期待されております。
平成22年4月から開始される障がい福祉サービス事業のワークフォローおおつちの事業運
営においては、健全な経営管理に努めてまいります。又、介護保険制度見直しによる事業内
容の検証と、事業者として利用者のニーズを尊重した適切且つ安定したサービスの提供に努
めるとともに、介護保険事業の居宅介護支援事業、訪問介護事業、訪問入浴介護事業、通所
介護(デイサービスはまぎく)事業及び小規模多機能型居宅介護事業「多機能ケアセンター
ほっと大町」の健全な事業運営と充実に努めて参ります。
社会福祉協議会は、公共性、自立性を持った民間組織としての機能を発揮し、福祉・保健・
医療をはじめ関係機関団体との連携を密にし、諸情勢の変化を的確に把握し、社会福祉施設
、社会福祉団体等と協働しながら、事業の健全な運営に努めるとともに、住民が住み慣れた
家庭や家庭や地域で安心して安全に暮らせるよう生活支援型社協の推進に努めて参ります。
3.重点目標
1.介護保険事業の健全運営
制度に沿った体制整備や研修を充実し、介護サービス事業の質の向上を図るとともに、
事業経営、運営課題への適切な対応に努める。
2.地域福祉活動の積極的推進
地域福祉事業の一環として事業展開している高齢者福祉事業や、新たに開設する、障が
い福祉サービス事業への取組みと合わせ、地域福祉活動の積極的推進に努める。
3.社協の基盤強化
組織の効率と効果的機能に即した体制づくりに努め、運営強化に努める。